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再開発に伴い8月31日が営業最終日となった福島県福島市の『中合福島店』 <福島市で生まれ育った江代正一さんにとって、新しいものが溢れる刺激的な場所だった> 江代正一さん:「遊びは簡単ですよ、エスカレーターですよ、あがったり下がったり。当時ね珍しかったんですよエスカレーターっていうのは」 東京で婦人服の販売をしていた江代さんが昭和47年に転勤を命じられたのが中合のテナントだった。 江代正一さん:「当時大町店の場合は1坪あたりの売り上げが東北でNO1だったんですよ、東北のデパートの中で。それだけね売れてたんですよ。もう毎日忙しいし、やっぱり中合で商売やってるっていうのはよかったですよね、やっぱり楽しいし」 かつて自分が担当していた売り場を見ておきたいと、中合を訪れた。 江代正一さん:「(昔の売り場の)面影はないんだけど、見て。それで終わりだね」 思い出を振り返るなかで本音がこぼれる。 江代正一さん:「寂しいなって。でもそれは仕方がないことだし時の流れですよ。『ご苦労さまでした』だね」 <閉店時間が近づいた夕方も買い物客で賑わっていた> 買い物客:「馴染みがあるデパートなので(母に)洋服とかプレゼントすると喜んでくれてたので包装紙も最後包んでいただいて」 買い物客:「この紙袋が欲しかったです、最後にこのちっちゃい紙袋が記念に。長い間お疲れさまって感じで、ほんとに悲しいですね」 最後の瞬間を見届けようと多くの人が集まった。 <6年前までテナントで働いていた佐藤美香さん> 佐藤美香さん:「最後の職場が中合ですごいよかったなというのがあったし、今日も涙止まらないんですけど、中合さんと一緒に育ててもらったというか」 シャッターが下りる瞬間を親しかった常連客と見守った。 佐藤美香さん:「やはりここで働かせていただいてお得意様にかわいがっていただいて、今でもお付き合いさせていただいてるっていうのは、とても嬉しいことだし、ありがとうということで。本当に…大好きでしたね」 <そしてもう一組、親子で見守っていた藤巻淳さんと娘たち> 藤巻淳さん:「娘が今17歳なんですが、17年前子供服買いに来て、それ以来 節目節目で高校の制服もこの間買いましたし、思い出だらけですね」 娘のみなみさんはある思い出とともに店内を巡った。 藤巻みなみさん:「昔、中合で一回迷子になったことがあって。その迷子ルートを撮ってみようかなと思って」 おもちゃ売り場を目指して歩き回ったあの日。忘れられない思い出。 藤巻みなみさん:「その時に店員の方がすごい優しく接してくださったので、それが思い出に残っているというか、なんかすごい心を感じたというか『ありがとうございました』っていうのを言いたいです」 多くの人の思い出に残る中合福島店。 146年灯され続けてきた灯りが静かに消された。
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September 01, 2020 at 05:12AM
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最後の日に訪れた人々《中合福島店・閉店》様々な思いに見守られながら146年の歴史に幕【福島発】(福島テレビ) - Yahoo!ニュース
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