寿都町の原発の高レベル放射性廃棄物（核のごみ）の最終処分場の文献調査応募を巡り、制度上は国に意見もできないことに、周辺町村などで不満が高まっている。片岡春雄町長は地元も含めた反発を受け、判断を１０月以降に延期するなどトーンダウンしたが、前向きな検討は続行。周辺町村は止められず「イメージダウンに巻き込まれた」と嘆き節が漏れる。
「お金がほしいわけではないが、せめて国に意見を伝えられる手続きが欲しい」。寿都町の隣の黒松内町の鎌田満町長は憤る。
応募検討が明らかになった１３日以降、道や周辺自治体は反発。鈴木直道知事は文献調査の次の概要調査への反対を表明した。ただ、制度上は概要調査や、さらに次の精密調査に進むことに反対はできるが、文献調査の応募自体は止められない。
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August 30, 2020 at 01:19PM
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寿都町核ごみ調査 周辺町村、高まる不満 制度上、国に意見もできず ／北海道 - 毎日新聞
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