1日に全国の小売店でレジ袋が有料化されたことを受け、小松市龍助町の2店舗で5日までに、新品の市指定ごみ袋に客が買った商品を入れ、買い物袋として提供する試みが始まった。ごみになってしまうレジ袋と違い、買い物袋の役目を終えた後もごみ出しに使える。エコバッグとともに利用を促し、レジ袋の減量につなげたい考えだ。企画した市民団体が利用状況を調べ、今後の活動に反映させる。
市指定ごみ袋は「ごみダイエット袋」と呼ばれ、家庭の可燃ごみを入れる袋として2016年に導入された。世帯の人数に応じて市が年2回、無償の引換券を配布しており、追加が必要な場合はサイズ別に6~15枚セットで販売している。
買い物袋としてレジ袋とダイエット袋を選べる取り組みを企画したのは、市民団体「エコのたね」。商店主グループ「北國とおり町にぎわい協議会」のメンバーである中出精肉店と長保屋茶舗の2店が呼び掛けに応じて試行した。
レジ袋の価格は1枚2円で、ダイエット袋は1枚当たりの定価通りSサイズ(12リットル)10円、Mサイズ(20リットル)15円となる。北國とおり町のロゴ入りエコバッグも用意しており、300円で販売する。
エコのたねは7月中、両店の来店客にアンケートを行い、利用した袋の種類、年齢、性別などを調べる。
エコのたねは4月、龍助町の20店に、環境に優しい取り組みを推進する「エコまつ認定店」の認定証を発行。今回もダイエット袋の試験導入で協力を要請したが、2店以外の食品取り扱い店の一部から「新品であってもごみ袋に食べ物を入れるのは抵抗がある」などの声があった。
このため調査によりダイエット袋の需要が見込めれば取り扱い拡大を目指すほか、袋のデザイン変更を市に提案することも検討する。エコのたねのコーディネーター田村薫さん(39)は「市民に無理なく受け入れられるエコ推進策を探りたい」と話した。
市エコロジー推進課の担当者はレジ袋削減に期待感を示す一方、ダイエット袋は本来、世帯ごとの枚数の目安を示すことでごみを減量させる狙いがあるため、ダイエット袋の利用が増えると本末転倒になりかねないと指摘。「この試みでどういう効果が出るのか注目したい」としている。
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July 05, 2020 at 09:20AM
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