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Wednesday, June 3, 2020

家庭ごみ急増による感染リスク、事業系ごみ減少による倒産リスク…日々収集に携わるエッセンシャルワーカーたちの苦悩(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース

■リスクと闘いながらティッシュペーパーを収集

 『ABEMA Prime』が東京都足立清掃事務所の収集に同行させてもらうと、あるマンションでは出入り口を塞ぐほどのごみが出されていた。しかも、この日は可燃ごみの日。口が開いたままの袋、破けて穴の開いた袋から覗く使用済みマスク、そして散乱する大量のティッシュペーパー。感染リスクと闘いながら、ひとつひとつ拾っていく。  そのうちに、作業員の一人から、「やべぇこれ!!混ざっていた!分からなかった」という声が上がった。可燃ごみと共に袋から出てきたのはスプレー缶。ごみの中にライターが混じっていた場合、収集車の中で引火し火災になる危険もあるのだ。このようにして1チームが午前8時から正午までの間、東西約500m・南北約850mの範囲にある約70カ所の集積所を回る。収集車が満杯になれば、一度工場へ捨てに行き、再び集積所を回ることになる。

 作業員たちの頭を悩ませるのはそれだけではない。分別などのルールを無視のごみ出しも多く、その都度、正しいルールを知ってもらうためにシールを張り付けていく。「職員が可燃ごみと一緒に出されたフライパンや皿で誤って手を切ったり、体に当たって怪我をしたりすることがあるので困っている」(安部直樹・作業係統括技能長)。また、粗大ごみに処理券を貼り付けず、いわば不法投棄する人も少なくないのだ。足立清掃事務所所長の山本克広氏によれば、コロナ禍の影響か、不法投棄の通報は昨年同月比で約1.8倍に達しているという。

■感謝の声がけ、“ありがとうの手紙”も

 お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一は、民間業者で収集員としても働いている「皆さんが在宅で仕事をしているということで、弁当、ペットボトルが、夜は家飲みということで発泡酒やレモンサワーなどのごみが増えている。ただ、衛生面、防災面からも、感染リスクがあるからといって回収しないわけにはいかない。恐怖と使命感の狭間で作業をしているような感じだ。可燃ごみに瓶や缶、断捨離の流れでリチウムイオン電池を入れてしまっている場合もあるので、分別のためにごみ袋を開けなければいけないが、自宅で療養されている方もいらっしゃると思い、覚悟して開けている」。  防護服代わりに、雨合羽と防塵マスクを着用している。「自分の身は自分で守った方がいいなと思って、工夫しながらやっている。目からの感染も気になるので、シュノーケルみたいなものを付けている。ただ、合羽を着ていることで、軽い熱中症になった。これからどうしようかなと…」。

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June 03, 2020 at 12:13AM
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