前橋市は22日、ごみの焼却灰などを埋め立てる最終処分場の建設候補地について、市内の小坂子町など「芳賀地区No.1」に決定したと発表した。市は選考過程を透明化するため候補地を2017年度に公募。9件の応募のなかから19年の一次選定で3候補地に絞っていた。31年度からの供用開始を目指す。
候補地の概要は敷地面積が6～7ヘクタール、埋め立て面積は3.2ヘクタール。計画する埋め立て容量は22万6000立方メートル。埋め立ては31年度から15年間を予定する。建設費は約41億円。
事業手法としては公設公営方式を基本として考えながら、公設民営方式やPFI（民間資金を活用した社会資本整備）方式の採用も検討する。
前橋市内には現在2カ所の最終処分場があるが、30年度には満杯になる見通しのため新たな建設地を探していた。
一次選定で候補に残っていたのは芳賀地区の2カ所と宮城地区の一カ所。「芳賀地区No.1」については、地元の意向や経済性についての評価が高いことが決め手となったとしている。
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April 22, 2020 at 04:07AM
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前橋市、ごみ焼却灰 最終処分場の候補地決定 芳賀地区に - 日本経済新聞
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